【前回の記事を読む】父を残して、戦地から逃れた——ふと振り返ると、私たちの集落には黒い煙が立ち昇っていて…おそらくもう両親は…。二人は、なんとか岩山を越え、その先の小さな森で一晩を過ごした。リョウは、自分が矢を避けたことでシメンの顔に傷をつけてしまったことを悔やんでいた。傷は左の頬を下から上に斜めに走っている。咄嗟のこととはいえ、あのとき、自分が避けなければ、あるいは馬の進路を少しでもずらしてい…
騎馬遊牧民の記事一覧
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小説『石刻師リョウ 草原を駆ける風』【第6回】雲井 耕
妹を連れて2人だけで逃げてきた。何も持たず飛び出したから、水と食糧が…3日目、二人がかりで兎を追い込んで仕留めた。
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小説『石刻師リョウ 草原を駆ける風』【第5回】雲井 耕
父を残して、戦地から逃れた——ふと振り返ると、私たちの集落には黒い煙が立ち昇っていて…おそらくもう両親は…。
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小説『石刻師リョウ 草原を駆ける風』【第4回】雲井 耕
「こどもたちを…、早く逃げて」虫の息になった母がつぶやく。父は「必ず探しに行くからお前たちは逃げ切れ」と、母と残ろうと…
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小説『石刻師リョウ 草原を駆ける風』【第3回】雲井 耕
朝廷への反逆罪で、父が拘束された。その背中には、鋭い矢が突き刺さってしまい…
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小説『石刻師リョウ 草原を駆ける風』【第2回】雲井 耕
風が伝える嫌な気配に身を起こした。岩山の陰から騎馬が尋常ではない速さで駆けてくる…! リョウは素早く馬に飛び乗った。
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小説『石刻師リョウ 草原を駆ける風』【新連載】雲井 耕
草原にある小さな集落。そこでは遊牧民が"ゲル"と呼ばれるテントで生活をしていた。しかし、穏やかな暮らしは突然奪われてしまう…