竹本 祐子

昭和29 年生まれ。長野県松本市在住。
上智大学卒業後、英文翻訳をするかたわら、家業の造り酒屋を継ぐこととなり、35 年間酒造業を営む。
その間、小説を2 冊、絵本2 冊出版。信濃毎日新聞の地元紙・松本平タウン情報に21 年間月1 〜2 回の割合でコラムを掲載。
エッセイ集を1 冊出版。2021 年会社を退き、現在はフリーのエッセイスト。日本エッセイスト・クラブ会員

筆歴
翻訳:『 クイーンたちの秘密』 オレイニア・ パパゾグロウ著( 早川書房、 1988 年)
小説:『華燭』(双葉社レディース文庫、1987 年)
   『銀の砂』(双葉社レディース文庫、1988 年)
エッセイ:信濃毎日新聞・松本平タウン情報「展望台」
     1996 年7 月より 2018 年3 月まで448 篇掲載
     エッセイ集『酒蔵と猫』(郷土出版社、2005 年)
絵本:『桜の花の散る頃に』(郷土出版社、2014 年)
   『上高地から帰ってきた犬』(郷土出版社、2015 年)

書籍

  • 犬のバトン
    竹本 祐子
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    愛犬家であり、翻訳家であり、酒造家であった著者が綴る、これまで一緒に過ごした愛犬たちとのかけがえのない日常。そして心をつなぐ、愛犬たちと家族の愛と絆のエッセイ。

    最後は愛犬とともに虹の橋を渡っていきたい。三途の川の向こうに、今まで飼った犬や猫、先に旅立った家族が総出で、笑顔でわいわい迎えてくれるなら、あの世へ行くのもまんざらでもないなと思うのです(笑)。(「あとがき」より)
  • ことばの匂い
    竹本 祐子
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    翻訳家であり、愛犬家であり、酒造家であった視点をまじえて、
    今を生きるために必要なエッセンスを凝縮し、愛情あふれる想いを綴ったエッセイ集
    未来がより明るくなることを願って、精一杯のエールを送ります。
    持てる時間の中で感じたこと、それは生きていくうえで、本当に必要なものは何かということでした。
    葛藤と惑い、安心と苦悩、情熱と失望、行ったり来たり揺れ動く中で、自分にできることを問いつづけ、 「できることはわずかである」ということに到達しました(「あとがき」より)。