小幡 章
大学、大学院、米国留学と一貫して航空工学を学ぶ。大学を離れてからは航空機部品メーカーに約30年勤務し、その後航空学科を持つ九州の私大に約15年勤務。
粘性流体力学、超小型飛行体の動力学を専門とするが、理論より実験、研究より設計・ものつくりを好む。
企業では構造系宇宙機器の開発責任者を長く務めた。はやぶさ、はやぶさ2に搭載された各種伸展放出装置につながっている。
大学ではトンボの翅周りに出来る渦の効果を明らかにする実験的研究を行い、その結果を応用したマイクロ風車等の開発を行なった。
大学在職後期と退職後はナノテクノロジー以外で生物のすごさを実現する方法はないかを模索。生物模倣工作はその結論の一つ。工作には技術とは異なって生活が楽で賢く楽しくなる特長があると信じている。