本所から泉岳寺までは約十二粁の行程であるが、中間地点の新橋を過ぎた辺りで、不破数右衛門の進言により、大目付仙石伯耆守へ自訴するため大石は吉田忠左衛門と冨森助右衛門を本隊から外し愛宕下の仙石邸(港区虎ノ門)へ向かわせている。仙石邸に到着した吉田と冨森は、取り次ぎの者に昨夜来の内容を説明すると、登城前の仙石伯耆守が直々に応対され、今暁の次第をあらまし説明すると「上野介を討ち申し候哉」と尋ねられ、吉田…
[連載]忠臣蔵の起源
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歴史・地理『忠臣蔵の起源』【第16回】
浪士等の忠烈が彼らの心を動かした
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歴史・地理『忠臣蔵の起源』【第15回】
広大な屋敷の中から吉良を見つけ出すことは容易ではない
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歴史・地理『忠臣蔵の起源』【第14回】
同居の家族にさえも討入りの計画を報せていなかった
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歴史・地理『忠臣蔵の起源』【第13回】
此の期に及んで当惑なされるとは何事でござるか
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歴史・地理『忠臣蔵の起源』【第11回】
赤穂浪士分裂の最大の危機が刻々と迫っていた
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歴史・地理『忠臣蔵の起源』【第10回】
浅野家再興に執念を燃やす
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歴史・地理『忠臣蔵の起源』【第9回】
吉良は御存命とのこと
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歴史・地理『忠臣蔵の起源』【第8回】
大石は城主浅野内匠頭が切腹したことを知る
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歴史・地理『忠臣蔵の起源』【第7回】
此の度の件は事前に知らせておくべきであった
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歴史・地理『忠臣蔵の起源』【第6回】
証言を残さずに逝った内匠頭及び吉良のみぞ知る
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歴史・地理『忠臣蔵の起源』【第5回】
人前での悪口を見過ごしては武士道が立たなくなる
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歴史・地理『忠臣蔵の起源』【第4回】
大名家同士一切の関わりや交際をしない
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歴史・地理『忠臣蔵の起源』【第3回】
君はそんなことも知らないのか
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歴史・地理『忠臣蔵の起源』【第2回】
上杉謙信公以来の名門上杉家は改易の危機に直面する
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歴史・地理『忠臣蔵の起源』【新連載】
移転先の赤穂城には天守閣がなかった
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