【前回記事を読む】「助けて、助けて」中年の女性が叫んでいた。道端にうずくまり、心臓のあたりを手で押さえながら絞り出すような声で…「あなたはこの方の知り合いですか?」「いえ、たまたま通りがかっただけです」「わかりました。それでは結構です。あとはこちらで対処します」そう言うと、救急隊員はリンダと名乗った中年女性を担架に乗せて、救急車へと運んでいった。救急車が去った後、吉岡は思った。「リンダという人は…
[連載]JANOBO 幻想のジパング
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小説『JANOBO 幻想のジパング』【第4回】田中 恒行
「時給300円の労働者」外国人研修制度では、“労働法”による保護が適用されず——
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小説『JANOBO 幻想のジパング』【第3回】田中 恒行
「助けて、助けて」中年の女性が叫んでいた。道端にうずくまり、心臓のあたりを手で押さえながら絞り出すような声で…
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小説『JANOBO 幻想のジパング』【第2回】田中 恒行
息子の就職先を伝えるも、周囲の反応は悪い。外国人技能実習制度のイメージが悪いらしく…「もっとまともな仕事を探してこい。」
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小説『JANOBO 幻想のジパング』【新連載】田中 恒行
面接に出てきたのはいきなり団体トップの理事長だったが、「それなら結構。採用を決定する」とあっさりその場採用され…