7月の新連載のお知らせ
暑い日は涼しい部屋で読書♪
7月は29作品がスタート!
7月19日(土)
7時~『無肥料栽培は良いことばかり』林 喜美雄
8時~『検証屋家業』岡田 篤彦
12時~『マナ~ズメモリーズ』真名
12時~『交差点』Akiko Smith
14時~『道のり』Akiko Smith
20時~『かながわコロナ戦記』竹村 克二
21時~『喫茶「トマト」とハワイ』海王子
22時~『切り札中の切り札としての権利』久永 公紀
7月20日(日)
7時~『きれいな地球がいいね』天地 佑吉
8時~『黒い渦 日の光』富山 栄一郎
12時~『~ to Lisa 僕は君を愛しています from Marlon ~』藤城 奈緒
12時~『東京都知事選 8人の泡沫候補』カツオシD
14時~『ニッポンを救う新産業文明論 人類の歴史は効率化の歴史 文庫改訂版』宗像 恒憲
20時~『渇望~弱みを最強の武器に変える~』小笠原 凌
21時~『チクリン、ちかがいにいく』ひろやす みちよ
22時~『潜在意識を変えて自分を幸せにする 21のアプローチ』森 享子
7月21日(月)
7時~『灰色の風が吹く』成澤 良喜
8時~『あーさん寄ってって』北海 チカコ
12時~『スイスからの贈り物』伊礼 彩華
12時~『地主のための相続対策』佐藤 良久 他
14時~『孫たちへ』竹葉 剛
20時~『寿命を延ばす投資術』榛村 重人
21時~『野望の果てに』松村 勝正
22時~『猫の十字架』なかはら 真斗
7月22日(火)
7時~『老いてなお花盛り アサオ75歳の青春』河辺 朝男
8時~『どっこい田舎暮らし(上)』岡 巌
11時~『心に咲いた向日葵』丸山 珠輝
12時~『我が人生の帰趨』丸田 和夫
14時~『花言葉を聞かせて』島 蘭子
7月19日(土)7時~
『無肥料栽培は良いことばかり』
林 喜美雄
実り良し、コスパ良し、環境に良し

肥料を使わなくても健康な果樹が育つメカニズムのほか、せん定のコツ・リン酸の働きなど、柿農家の著者が約40年の経験を元にわかりやすく解説。 役立つ情報がぎっしりの一冊。
〇無肥料栽培が成功した理由
〇草刈は年1回で良い?
〇ヤワ果の原因はなにか
〇せん定のポイントは「形を整えること」ではない?
〇大きい柿を作るコツとは
〇柿の輸出で後継者問題を解決!
本文をチラ見せ!
この本のテーマは、「柿の無肥料栽培は良いことばかり」であり、そのことは以下の3つである。
1 旨くて日もちの良い柿ができる。
2 地球温暖化への対策になっている。
3 肥料が高騰のおり、節約になる。
この本ではこの3つのことを中心に伝えたいと思う。
そして、この本の構成は、以下のようになっている。
第一章では、柿の無肥料栽培までの道のり、柿の無肥料栽培の試行錯誤など、私の体験を書いた。第二章では、私の体験を踏まえて、栽培を科学的に考え、理論付けしてみた。さらに、第三章では、柿のルーツと栽培の将来について展望を探ってみた。…
7月19日(土)8時~
『検証屋家業』
岡田 篤彦
技術や知識、体験だけではうまくいかない!

社内でのコミュニケーションの仕方、顧客満足度向上のポイント、人間力を高めるために必要なエッセンスなど。
ソフトウエア検証事業を展開する株式会社SHADOの代表取締役がわかりやすく解説。
本文をチラ見せ!
ただの『雑用』と見るか敬意をもって『大いなる、雑用』と見るか。
私ども株式会社SHADOは、ソフトウエア検証や品質保証、またマネージメントといった、無形商材を扱っています。そして、似たような業種業態があって、説得商材とも言われていて、一言で語るのが難しい商売でもあります。
ITの世界はよく分からないし、見えてこないから評価しにくい世界。しかし、分かっている人が分かる仕事をする。現場では、様々な職種のメンバーが1つの目標に向かって邁進しています。SHADOは特に、その中の『大いなる、雑用』と言われている仕事がかなりを占めます。
この『大いなる、雑用』とは…
7月19日(土)12時~
『マナ~ズメモリーズ』
真名
子どもと読む聖書のお話

お花のマナはアダムやイブ、ノアなど色々な人と友だちになり、こんなことを感じました。
「どうして神さまは食べてはいけない木の実をつくったの?」
「大雨を降らせて、ノアたちだけを助けたのはなぜ?」
「神さまはどんな気持ちだったのかなあ?」
君もマナと一緒に考えてみよう。
本文をチラ見せ!
つくることが、大好きな神さまがいました。
最初に神さまがつくったものには、空気みたいに形も無く、命もありません。神さまはそのものに、命を吹きこみました。
すると、そのものは、神さまの気持ちを感じて動くようになり、少しずつ神さまと心が通じ合い、神さまに話しかけてくるようになりました。神さまはそのものたちを、み使いと名づけました。
次に神さまは、形のあるものをつくりたくなりました。神さまは、太陽と月をつくり、…
7月19日(土)12時~
『交差点』
Akiko Smith
台風の去った朝
屋根瓦が落ちてる庭で空を見上げる五歳の私
その後ろ姿を見てるもう一人の自分が
いつもいた

「ひびき」
私が 話したことで
私が 書いたことで
どれだけの人が ほほえんでくれたんだろう
だけど 私が しゃべったことで
私が 記したことで
どれだけの人を 傷つけてしまったんだろう
それを思うと 誰とも 会えなくなり
何も 書けなくなってしまう
話す必要のない所へ 行って
何もしないで 自然と向きあっていると
少しずつ 少しずつだけど
話したい とか
書きたい とか
思えるように なってくる
本文をチラ見せ!
「息」
生暖かいが やはり凍てつく冬の到来
土の中でじっと うずくまる幼虫たち
凍れる池に佇む人の 息の白さと 緊張感
それでも きちんと芽吹いた 水仙の茎
あなたに 気づいて ほしい
寒さの中から 暖かさを
厳しさで包む やさしさを
くやしさの後の 信念を
そして苦しさを のりこえた 一つの道を
今 一番 あなたに 気づいてほしい
7月19日(土)14時~
『道のり』
Akiko Smith
読者を優しく包み込む詩72篇収録。

一つ目の交差点で 車同士ですれ違う 二つ目の交差点で 私は車からおりた
自分の足で 歩いている
相手はまだ 車から降りられない
ずっとこの先も 速度の違いで
もう 交差することは ないだろう
それは 相手との距離の 埋められない 時差なのだ (本文より)
本文をチラ見せ!
「大きな望み」
食物連鎖の頂点に立つ ヒトの ふるまいは?
答えてくれる相手が 小学生でも
ハタチの子でも 中年でも
又 ずっと年上の九十才の人でも
男でも
女でも
中性でも
動物でも
植物でも
私がそうだと 思える対象に出会ったなら
その対象のそばで
短い間でいいから
一緒に時を過ごしたい
7月19日(土)20時~
『かながわコロナ戦記』
竹村 克二
未知なる脅威に挑み続けた医師たちの記録

国内初の感染者が神奈川県で発生!
未曾有の困難に立ち向かった医療現場の知られざる真実に迫る
恐怖と混乱の中で戦い続けた医療最前線
・未知のウイルスが日本に上陸
・ダイヤモンド・プリンセス号での集団発生
・国内最初のコロナ死亡者の発生
・誤った情報が医療現場に与えた影響
・ついに始まった感染爆発の医療対策とは
本文をチラ見せ!
中国原因不明の肺炎――武漢で44人発症、11人重症――
これは2020年1月6日の産経新聞に載った小さな記事の見出しである。注目すべき記事ではあったが、それ以上の詳しいことは書かれておらず、まさかこれが全世界を震撼させることになるコロナ禍の始まりであろうとは私には当初想像することもできなかった。同じ日の厚労省(厚生労働省)のホームページには武漢渡航者に対する警告が載せられたが、厚労省からは我々医療従事者への注意勧告はまだなされてはいなかった。
しかし、早くも2020年1月15日には相模原市の病院に入院していた患者が新型コロナウイルス感染症患者であることが判明し、…
7月19日(土)21時~
『喫茶「トマト」とハワイ』
海王子
喫茶店とハワイを舞台に、人生の喜びを描き出したエッセイ

〈としゑさんの喫茶店と私〉
家から10分ほど車を走らせた先に見つけた、山小屋のような喫茶店「トマト」。
ランチはどれを食べても絶品で、家庭菜園でとれた野菜はどれも美味しい。
手術と放射線治療と抗がん剤の後遺症で味があまりわからなかった「私」に、細やかな気配りで味の記憶をよみがえらせてくれたお店だ。
オーナーのとしゑさんの料理と人柄に心温まる物語
〈フラとハワイ旅行記〉
フラの先生のツアーで、本場のフラを楽しみながらオアフ島やハワイ島の名所を巡る。ハワイの自然や文化の豊かさと、人生の幸福な時間の大切さを感じられる物語
本文をチラ見せ!
私が食べられそうな日替わりランチを見つけたのは15年前の2009年。家から10分くらい、車で走る。日本海の海岸沿いを通り、高台に向かい森を抜けると神社が見えて来る。その隣に小学校があり、民家が並ぶ中に「トマト」という名の山小屋のような喫茶店がある。火曜から土曜のお昼をとしゑさんという女性が1人で営業していた。40年間勤めていた会社をやめて2006年に開業した脱サラである。見た目は、市役所のインテリ風美人で化粧っ気がなく、私より4つ年上だ。手製の三角巾と割烹着をしている。メニューは、日替わりランチと飲み物とデザートだけである。
先日ランチに行ったときに、突然としゑさんが…
7月19日(土)22時~
『切り札中の切り札としての権利』
久永 公紀
「差別されない権利」で憲法を捉え直す。

差別の普遍的構造が炙り出す、憲法の抱える深刻な内部矛盾とは―― 。
憲法第三章「国民の権利及び義務」の解釈に透徹した論理でメスを入れ、さらに差別を否定する感性の醸成へと導く画期的論考。
本文をチラ見せ!
世界で拡大する分断・対立、そこで繰り返される差別・虐待を見るにつけ、多かれ少なかれ人間誰しもが持っている差別・虐待性向を、人類がうまくコントロールできないと、温暖化や環境問題への対処など夢物語、人間社会の崩壊も十分にあり得ると思えてくる。
このような現状理解に基づけば、人類が持続可能な社会を営んでいくには、差別されない権利、特に貧困や死に繋がる差別・虐待をされない権利を、当面の間(現状のような対立と分断の世界が続く間は)、諸々の人権の中の核心として明確に位置づけ、差別・虐待を抑制すると共に、人々の意識を教育と法制度の両輪で変えていこうとする試みが有効な可能性がある。
そこで本書では、…
7月20日(日)7時~
『きれいな地球がいいね』
天地 佑吉
未来を生きる子どもたちに届けたい、地球からのメッセージ!
きれいな地球を守ることの大切さを伝える絵本作品。

太陽くんと仲良く暮らしていた地球さん。ある日、自分の上に小さな生きものが生まれていることに気づきます。ちいさな恐竜の赤ちゃん「アスQちゃん」とも友だちになり、にぎやかな毎日を過ごしていました。しかし平和な時間は長くは続かず、突然空から火の玉がふってきて、恐竜たちや他の生きものもいなくなってしまいます。アスQちゃんもどこかに飛ばされてしまい、地球さんは一人ぼっちに。
そして長い年月を経て再び命が芽生え、人間が誕生。しかし、人間たちの活動によって地球さんの環境はだんだんと変わっていき……。
はたして、宇宙に飛ばされたアスQちゃんの運命は? そして地球の未来はどうなるのでしょうか?
本文をチラ見せ!
むかしむかし、ずっとむかしのおはなし。
太陽くんと地球さんが、仲良く暮らしていました。
地球さんは、太陽くんの光をあびてとってもうれしそうです。
地球さんは言います。
「太陽くん、あなたのおかげで、私は暖かくて気持ちがいいのよ。でも、二人だけだとさみしいわね。お友だちがたくさんいたら、もっと楽しいでしょうね」…
7月20日(日)8時~
『黒い渦 日の光』
富山 栄一郎
語り合うことで、人生がもう一度動き出す。

移住先で静かに暮らす70代の元医師と、心の闇に囚われた50代の会社員。偶然出会った二人は、年齢も立場も異なるものの、少しずつ心を通わせていく。
交わされるのは、過去の痛み、後悔、そして、それでも前を向こうとする気持ち。
語り合うことで、凍りついていた人生が少しずつ動き出す――
喪失から回復へ、孤独から共感へ。
人はいつからでも自分を見つめ直し、新たな一歩を踏み出せる。
年齢を超えた友情が教えてくれる、静かで力強い再生の物語。
本文をチラ見せ!
七十歳が目前となった昨冬、四十年以上勤めた外科医の仕事を捨て、私は思い切って日本海側の地方都市に移り住んだ。妻が亡くなって二年目の冬だった。
妻とは長年連れ添ったが、子供はいなかったし、両親もすでに他界していた。また、日頃から親しくつきあう親類もなく、身内には私の決断に異を唱える者は誰もいなかった。
同僚や友人たちも、表向きは羨ましがりこそすれ、反対する者は一人もいなかった。というより、私は同僚たちと仕事の範囲を超えての親密な関係は築いてこなかった。もちろん、臨床医として患者に向き合う以上、医療に支障のないように彼らとのコミュニケーションは密に取ってはきた。しかし…
7月20日(日)12時~
『~ to Lisa 僕は君を愛しています from Marlon ~』
藤城 奈緒
時を越えて、初恋は動き出す。

5歳の少年が恋をしたのは、17歳の少女だった。
天使のように微笑む彼女との日々は、別れとともに彼の心に封じ込められたまま、27年の時を越えていく。
やがて青年となった彼は、彼女の暮らしていた街・東京へ。 淡く儚い記憶は、時を経て、街角で“奇跡”へと変わっていく――
忘れかけていた“ときめき”が青春の記憶とともによみがえる、切なくも温かい純愛の物語。
本文をチラ見せ!
なんてかわいい女の子なんだろう!
心臓が止まった感覚を、人生で初めて覚えた瞬間。 眉を隠すように綺麗に整えられた前髪。肩まである真っすぐな黒髪は、部屋に差し込む太陽の光を浴びて、黒い真珠のように輝く。大きな黒い瞳は優しく僕を見つめ、微笑む唇はほんのりと赤い。白のスタンドカラーにふくらはぎまである紺色のフレアのワンピース。丈の短い赤のカーディガン。くるぶしまである白いソックスに黒のローファー。遠く日本から来たその少女は、右手の細い指先をテーブルに乗せ、ソファーからゆっくり立ち上がるとテーブルの横に立ち、…
7月20日(日)12時~
『東京都知事選 8人の泡沫候補』
カツオシD
当選確率ゼロ、でも言いたいことは山ほどある

「運命が変わる」と易者にそそのかされて都知事選に立候補した元サラリーマン・佐内雅彦。花粉症対策を訴えるフラワーショップ経営者、宇宙港開港を目指す元ハープ奏者、テクノロジーを使って高齢者を戦力にと主張する元海運会社会長ら、さまざまな泡沫候補と持論を展開するうちに、本当に人生の歯車が回り出し……。笑いと驚きのポリティカル・コメディ。
本文をチラ見せ!
日本の小学生が、将来なりたいと考える職業で、ユーチューバーは圧倒的な人気がある。
資格もいらず誰でも自称するだけで、その日からなれる商売だ。自宅のパソコンから手軽に配信してお金儲けができるので、朝早く起きて満員電車に押し込められる通勤地獄に遭うこともない。ブラックな職場で嫌な上司に媚びる必要もなければ顧客から無理難題を押し付けられて鬱病になることもない。
しかしそれは、社会経験のない子供らしい発想から来るもので、大人から見ればユーチューバーとして成功するのが極めて難しいことぐらい容易に推察できる。…
7月20日(日)14時~
『ニッポンを救う新産業文明論 人類の歴史は効率化の歴史 文庫改訂版』
宗像 恒憲
絶えず変化を続ける、“情報のグローバル化”時代。
「何が真実で、何が嘘なのか」その本質を捉え、
最適なソリューションを見出すための考え方とは

日本教育のあるべき姿から恋愛成就の秘訣まで、
ヒトが関わるあらゆる分野に共通する「効率化の決定法則」とは。
ヒト型ロボット開発に必要な絶対法則「イマジノリ理論」をアップデート。
21世紀型新常識の超決定版!
本文をチラ見せ!
近代における世界観は、インターナショナリゼーション(国際化)とグローバリゼーション(グローバル化)という異なる2つの概念によって支配されてきました。
そもそも、インターナショナリゼーションとは、国際連合にも代表されるようにどちらかといえば国家(団体・組織・民族)対国家(団体・組織・民族)という相対する当事国相互の対等なつながりを期待しようとするいわゆる二人称的な関係性に視点を置いた集まりといった考え方でした。一方、グローバリゼーション(グローバル化)という概念は、15世紀中頃から17世紀中頃にかけてのヨーロッパ人による大航海時代に…
7月20日(日)20時~
『渇望~弱みを最強の武器に変える~』
小笠原 凌
「本当に何が幸せでどこがゴールだなんて誰が決めたのか、その基準なんて自分が決めればいいし全部自分次第だ」

「もういいかい?」「まだだよ」
ずっと頭の中で聞こえていた声。
臆病だった著者が、競歩、ファッション、筋トレ、タトゥーなどと出会い、心と体が変わっていく。
理想の自分になるまでの道のりを赤裸々に綴った一冊。
本文をチラ見せ!
某有名ラッパーの和訳したリリックにこういう言葉がある。『知るためには傷つかなければならない。成長するためには落ちなければならない。得るためには失うこと。人生の教訓のほとんどは頭の中で学ぶものだから』
自分は表に出ちゃ駄目な人間だ。そうやって誰に言われたのかも分からず、誰にも言われてないかも知れないけど、頭の中に勝手にすり込まれ教えられてきた。恥ずかしい、ダサい、カッコ悪い人間だから。
東京はおかしい街だ。自分が何者かも分からない若者たちが集まり、…
7月20日(日)21時~
『チクリン、ちかがいにいく』
ひろやす みちよ
幻冬舎グループ主催 第4回絵本コンテスト 大賞受賞作品

あめが ふりつづき、たいくつしていた チクリン。 すると、いえの ゆかに ふしぎな あなが! はいってみると……?
ちいさな ハリネズミの だいぼうけん。
雨つづきで何日も外に出られず、たいくつしていたチクリン。おなかもペコペコです。 ぐったりしていると、床からいきなりモグラがあらわれました。 モグラに案内されて暗いトンネルをぬけると、地下には大きなまち。あちこちからおいしそうなにおいがただよってきます。
ところが、そのとき——! 大きなヘビがあらわれ、まちは大パニック! 逃げおくれたコネズミを助けるため、小さなからだでヘビに立ちむかいます。 チクリンは、このピンチをのりこえることができるのでしょうか?
本文をチラ見せ!
あるもりに いっぴきの ハリネズミが すんでいました。
なまえは チクリン。おんなのこです。
もりは たくさん あめが ふる きせつなので
チクリンは なんにちも そとに でかけていません。
あそびにも いけないし、だれも たずねて きません。
たいくつで、さみしくて、たべものも なくなってしまいました。
「はぁ、おなかがすいた。あめは いつになったら やむのかしら……」
すると、ゆかの したから おとが きこえました。…
7月20日(日)22時~
『潜在意識を変えて自分を幸せにする 21のアプローチ』
森 享子
‟心の底から”自分を変える方法を教えます

「自分を変えたい」と思っても、3~10%の顕在意識だけで考えていては変われない。
90~97%を占める潜在意識をポジティブに変え、本当の幸せを手に入れよう。顕在意識と、潜在意識のギャップが、あなたの幸せを妨げているかもしれません。
【シチュエーションマンガでよくわかる!】
顕在意識とは、「歩こう」「走ろう」「痛い」「嬉しい」など、自分自身で認識できる意識のこと。
潜在意識とは、自分自身で認識することのできない意識のことで、「無意識」ともいわれます。
あなたが本当に幸せになるためには、まず潜在意識の中に刻み込まれた、あなたを幸せから遠ざけているものに気づき、潜在意識そのもののあり方を変えていく必要があります。
心理学に基づいて、その方法について詳しくお伝えしていきましょう。
本文をチラ見せ!
みなさん、こんにちは。キャリアコンサルタントの森享子です。 私は、以前大学で心理学や経営学、キャリア形成についての研究や講義を行っていました。企業のメンタルヘルス相談員としての仕事はずっと続けています。
私がこの本を通して、みなさんと一緒に考えていきたいのは、「心を幸せにするための方法」「人生をポジティブで楽しいものに変えるための方法」です。
タイトルに惹かれてこの本を手に取った方の多くは、自分自身を好きになれない、ネガティブな出来事がよく起こる、理不尽な目によく遭うなどの経験をお持ちで、…
7月21日(月)7時~
『灰色の風が吹く』
成澤 良喜
この世界は、誰の味方でもない

社会の片隅で生きる男が、ある事件をきっかけに運命を翻弄されていく――。
哀しみと決意が滲む現代の群像劇。
本文をチラ見せ!
深夜の薄暗い階段を上った。踊り場のすぐ目の間にある薄汚れた扉を開けた。きしんだ音がした。小さな男性用便所の蛍光灯は今日も点滅していた。
右奥にある物置場から掃除用のモップとバケツを取り出し、バケツがいっぱいになるまで水を入れた。バケツの水にモップを浸し、床から拭いていく。拭くというより撫でるといった方が適切だ。
この半年の間、築四十年のビルの五階にある男性用と女性用の便所で、同じ動作を繰り返してきた。勤務は週末と祝日を除く毎日だ。…
7月21日(月)8時~
『あーさん寄ってって』
北海 チカコ
笑って、呆れて、ときどき泣いて

父は豪快にマイペースを貫き、
教会では個性的な人々が騒動を巻き起こし、
日々の暮らしは予測不能。
すべてを短歌に詰め込んだ、気づけば深みにハマる短歌集。
日常の珍事件、父の名言、教会のあれこれ——くすっと笑える短歌を収録!
本文をチラ見せ!
スポックとカークが飲みし青き酒地ビールで見て高くても買い
夜十時もう一本を開ける音なるべく小さくそっとと思う
四本目開ける十時に言い訳すまだ三本目まだ三本目
好物は卵と豆腐安ビール同じドラマを百回も見る
金あれば蟹無い時はカニカマで安酒飲んで今日も歌えば
アイラ島シングルモルトくせ強めこのオーダーは知ったかぶれる
7月21日(月)12時~
『スイスからの贈り物』
伊礼 彩華
日本から約9500km離れた国には、
多様性に満ちた国際教育と自分らしく生きる道があった。

教育熱心な世界の富裕層に留学先として選ばれる"教育先進国"スイス。
この地で30年間暮らし、子育てや起業を経験して気づいたのは、
多様な価値観に触れながら「自分軸」を築くことの大切さだった。
子どもの可能性を広げる国際教育の本質とスイスの魅力を、
留学支援のプロが綴った実践的エッセイ。
本文をチラ見せ!
私がこの本を書き始めたのは、2020年の新型コロナウイルス感染拡大により、スイス政府の緊急事態宣言で飛行機もストップ、私の仕事に関係するスイスのボーディングスクール(国際寮制学校)も、一時閉鎖(2020年3月半ば~夏休みまで)になったのがきっかけです。
スイスの国内移動(出張)=仕事だった私にとって「家にいなさい」と命令されるのは苦痛でしたが、幸いにも家に庭があり、森が近かったこと、比較的天候が良かったことで救われました。人間は工夫して生活すれば、そんな制限のある環境下でも慣れてくるようです。
当時、スイス政府のコロナ措置対策は、お隣のフランスやドイツに見られたような「外出禁止!」といった厳格なものではなく…
7月21日(月)12時~
『地主のための相続対策』
佐藤 良久/植崎 紳矢/國松 偉公子/緒方 大介/杉森 真哉/丸山 純平/山田 隆之
相続で揉めない! 損しない! 後悔しない!
7人の専門家が教える地主のための実践ガイド

土地活用、アパート経営、税金対策、家族信託── あなたの資産を最大限に活かし、 相続の負担を最小限に抑えるノウハウを 最強のプロフェッショナルチームが徹底解説!
資産と家族の未来を守る必携の一冊
本文をチラ見せ!
日本における相続の問題は、高齢化や家族構成の変化、相続資産の増加等、年々複雑化し、対応が難しくなっています。特に土地や建物を多く所有する地主の皆様にとって、相続は避けて通れない課題です。しかし、多くの方が相続対策に関する十分な知識や準備がないままに相続の時を迎えてしまい、結果として家族間でのトラブルや予期せぬ税負担が生じることが少なくありません。
本書『地主のための相続対策』は、そうした地主の皆様に向けて、相続における重要なポイントや対策方法をわかりやすく解説するために企画しました。…
7月21日(月)14時~
『孫たちへ』
竹葉 剛
● 健康第一
● 家族が一番大切
● 生計に万全を期す
● 家族・国・人類の歴史をよく知り、考えの礎にすること

生物学教授として30年以上教鞭をとり、その後京都府立大学にて学⾧を務めた著者。
孫世代がよりよい未来を築けるよう、⾧年の経験と考察を凝縮した必読の一冊。
本文をチラ見せ!
2020年11月2日の朝、突然高熱と脱力感に襲われた。立ち上がることもできず、結局、妻に近くの大津市民病院の救急へ連れていってもらった。市民病院では、毎日大量の抗生剤の点滴を受けたが、高熱の原因が分からず、2週間後に京都府立医大病院に転院した。府立医大病院で病名が確定したのは12月で、全身の血管が炎症を引き起こす「血管炎」だということが分かった。府立医大病院では、血管炎を引き起こす免疫細胞を特定し、その治療方法も見つけてくれた。1月以降は発熱もなくなり、2月16日に退院した。 その間、約4ヶ月の入院生活の中で、これまでの人生を振り返る機会に恵まれた。これまでの人生は…
7月21日(月)20時~
『寿命を延ばす投資術』
榛村 重人
寿命は“運”だけでは決まらない

「先端技術」 「医療情報」 「エビデンス」に投資する。人生100年時代を健やかに生き抜くための、新しい健康戦略と情報の選び方をわかりやすく指南。
本文をチラ見せ!
本書を手にされた方は、おそらく自分があと何年生きるかを少なからず気にされていることでしょう。平均寿命が年々延び、日本は世界屈指の長寿国となりました。しかし、平均寿命が延びても、自分が長生きするという保障はありません。健康なうちは、自分の健康をあまり意識しないのが人間です。病気などで最期が現実味を帯びてくるまでは、自分の死についてあまり考えないものです。
しかし、筆者を含め、読者の皆さんにもいつかは必ず人生最後の日が訪れます。いつかは最後の一息を吐き、心臓は最後の鼓動を打つのです。…
7月21日(月)21時~
『野望の果てに』
松村 勝正
追い詰める者も、いつかは追い詰められる

権力を振りかざし、年上の部下たちを退職に追い込む新任事業部⾧・⾧谷川。
彼の暴走が招く想定外の結末とは——。
権力と復讐が渦巻く衝撃の企業小説。
本文をチラ見せ!
日英商会の産業機材事業部では朝から社内が落ち着かない雰囲気で、新任してくる事業部長がどんな人物かそれぞれの部署で噂をしていた。
アイルランド出身のスミスが家庭の事情で、4月末に前触れもなく急に退職して本国に帰ってから約2か月の空白があった。日本支社の人事部からも後任人事について発表がなく、事業部の社員の中にも噂だけが渦巻いていた。年配の社歴が古い古参部長たちはいたって冷静で外資企業にはよくある出来事として受け止めていた。一応、後任者が決まるまでの間、副支配人の芝田が週に一度、決裁や承認のために事業部に顔を出していた。芝田は温厚な人柄で…
7月21日(月)22時~
『猫の十字架』
なかはら 真斗
絶望の底から光を信じていた。

<ごみの城>と呼ばれる孤島で出会った少年と少女。 醜悪な現実の中で、彼らが見つけた“希望”とはーー 傷ついた者たちの、切なくも力強い物語。
本島から隔絶された孤島<ごみの城>。混沌と欲望が渦巻く迷宮の ような高層住宅街で、少女・テルミは本島へ渡る日を夢見ていた。 そんなテルミの前に、本島から追われてきたユーイチと母・イズミ が移住してくる。ユーイチとイズミの優しさに触れ、テルミは徐々 に心を開き始めるが、そこに思いもよらぬ悲劇が訪れるーー。
本文をチラ見せ!
汚水の雨が降る闇の路地裏。それは、あたしにとって憎悪の対象でしかない。 ひたひたと粘っこい靴底が飛沫を生んだ。そんな地を這う触手は男たちの惨めな懇願を思い起こさせ、蜘蛛の巣状の抜け道の中でもたちが悪かった。
「じじい」
あたしは眉間に詰まった毒物を無理に押し出し、あらゆる怨念をぶつけた。
「じじい。じじい。じじい」
鉄の味が舌を刺激するたび、あの咆哮が耳の蝸牛で暴れ回った。…
7月22日(火)7時~
『老いてなお花盛り アサオ75歳の青春』
河辺 朝男
75歳、人生は輝く

多感な10代に親戚が実の親だったと知り、一人で生きていく決意を固めた矢先、高校3年で統合失調症を発症。東京での大学生活を経てさまざまな仕事を経験し、失意のたびに再起してきた。病を抱えて力強く生きる男性の自叙伝。
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ある秋の日、アサオは朝早く、まだ早い4時頃ベッドで目覚める。4時過ぎには夜勤の看護師が各ベッド、各病室を巡回してくる。今日の夜勤はトミちゃんとフミさんと呼ばれる二人である。
トミちゃんは30代で三人の子のお母さん、主婦・看護師・母親と一人3役をこなすバリバリの看護師である。いつも昼間はテキパキと患者をこなすヤリ手であるが、夜は疲れたような顔をしている。もう一人のフミさんは26歳、一人子供が居るが未婚の母である。二人とも美人だ。
フミさんが回って来た。アサオが起きてベッドで座っていると…
7月22日(火)8時~
『どっこい田舎暮らし(上)』
岡 巌
やっぱり田舎がええ。

便利さはない、手間も時間もかかる。
そのぶんあったかくて愛おしい。
畑でとれた作物を喜び、一生懸命バカをやり、仲間たちと笑いあう、
三重県いなべ市の「土建屋のおっちゃん」の心温まる365日。
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うちの親父が逝ってしまった頃、そう、もう20年近く前になるのですが、その頃から、このバカな文章を書くようになりました。ほんの何人かでも読んでくれて、反応があるのが嬉しくってブログという形をとりました。
それが、なぜか続き、今では1年365日、欠かさず、何らかの言葉を書いています。
2025年のたった今も書き続けて、18年としても6500話、くだらない、ばからしい、テイドの低い、おっさんのボヤキみたいなのが、毎日出てきます。遠く離れて音沙汰がなくなっても、ここを覗いていただければ、「ああ、イワちゃん、元気でおるみたいやん…
7月22日(火)11時~
『心に咲いた向日葵』
丸山 珠輝
絶望の闇の中でも自分の道を信じて歩んだ全盲の女性の希望の物語。

両眼を失って生まれた珠輝は、家族や社会からの理解を得られぬまま、厳しい現実と偏見の中を生きてきた。
そんな彼女が出会ったのは、傷を抱えながらも人を救おうとする寺坂謙志郎。
彼との交流を通じて、見えないことを理由に諦めない強さを知り、やがて自らの未来を見つめ直していく——。
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心身ともに疲れ果てた丸山珠輝は、不思議な夢で目覚めた。
場所はどこなのか全く分からない。ただ大勢の人がいるようだが、目の見えないのは珠輝一人らしい。そこは階段の中程らしく、珠輝はかかとから足のつま先までしかない狭い場所に立っていて、両手に薄い布を持ち、真珠をとてつもなく大きくしたような、表面がすべすべした巨大な玉を懸命に磨いていた。さらにそこから五メートルほど離れている所に何人もの人々が群れていて、みな誰彼と話しながら作業を続けているようだった。だが、彼らの中に珠輝の知る声はなかった。…
7月22日(火)12時~
『我が人生の帰趨』
丸田 和夫
人生の所依を変えれば、世界の見え方は一変する。

自己中心的な価値観に揺れた若き日々。
名声や欲望に駆られた時代を経て、理学療法士である著者は問い続ける――
「本当の人生の所依とは何か」
科学的思考と宗教的信仰、哲学と実存が交差する中で見出したのは、“絶対無限”という真理だった。
壮年期から晩年に至る精神的転換の軌跡をたどりながら、「生きること」の本質に深く鋭く迫る一冊。
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理学療法士としての人生の歩みの中で気づかされたことがあった。
それは人間学の探究と自己の究明である。
その道を歩み出すことによって、真実に生きることの大切さが信知された。
そして、被教育者に学ぶ絶対無限の真理こそが、我が人生の帰趨であることを教えられたのである。
わたしはいったい何者なのか?
自分はいったい何のために生きているのか。
働いている意味は何なのか。
誰しも生きる意味を問わざるを得なくなる時がある。
それが遅いか早いかは人それぞれだ。…
7月22日(火)14時~
『花言葉を聞かせて』
島 蘭子
愛されたいだけだった——それが罪ですか。

都会に夢を求め、夜の街に身を投じた由記子。欲望、裏切り、孤独、そして少しの希望——。
自分を守る術として身につけた強がりと、ほんのわずかな優しさの行き先は?
ホステス、レズビアンバー、借金、別れ、さらにすれ違う恋と友情。誰にも打ち明けられない日々の中で、彼女が最後に見つけた“居場所”とは。
リアルな人間関係と感情が胸に刺さる、切実な大人の長編小説。
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色とりどりのネオンが綺麗だった。見飽きた煩い夜の新宿という場所ではなかった。
いくつかのネオンがキラキラと輝き、そして華やかに輝く光は、まるで夢の中に居るよう、そこから動けず立ちすくんでいた。すると眩しい光が急に、顔に当たり目が開かないのか、今ここが夜なのか昼なのか分からなくなって全てが消えてゆくのか……。
あまりの眩しさに重い瞼を開けると、そこは自分の部屋ではないと、毛布を払いのけ慌ててソファから、起きた瞬間自分の身に何が、あったかを確認し異変がないと知るや、ようやく周りを見渡した。…
今月もお楽しみに!