ユーレイズミーアップ

梅原 久範
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2022年9月2日
ISBN 9784344940130 判型 4-6296ページ
価格1,650円+税
北陵医科大学で血液免疫内科主任教授を務める梅澤良平は、
「2度と膠原病の患者を死なせてはならない」という強い信念を持ち
日々、治療と研究に明け暮れていた。
ある日、新任教授選考でのあまりの横暴に抗議した
梅澤に対して医大を牛耳る理事長による執拗な攻撃が始まり――。
目次
  1. 第一章 プロローグ
  2. 第二章 研修医
  3. 第三章 新任地
  4. 第四章 発見
  5. 第五章 悪事
  6. 第六章 強制捜査
  7. 第七章 疑心暗鬼
  8. 第八章 前兆
  9. 第九章 罠
  10. 第十章 支援の輪
  11. 第十一章 パワハラ
  12. 第十二章 考査委員会
  13. 第十三章 国際治験
  14. 第十四章 警察事情聴取
  15. 第十五章 解雇
  16. 第十六章 患者との絆
  17. 第十七章 医師達の支援
  18. 第十八章 裁判
  19. 第十九章 再出発
  20. 第二十章 エピローグ
  21. 注釈

掲載記事

  1. 1
  2. 2

著者詳細

梅原 久範
梅原久範(うめはらひさのり)
1955 年 舞鶴に生まれる。
1974 年 東舞鶴高等学校卒業
1982 年 慶應義塾大学医学部卒業
1982 年 京都大学医学部附属病院研修医
1989 年 米国、カリフォリニア州立大学(UCLA)、米国食品医薬品局(FDA)留学
1991 年 大阪歯科大学内科学助手・講師・助教授
2002 年 京都大学臨床免疫内科助教授
2005 年 金沢医科大学血液免疫内科教授
2014 年 同 解雇
2018 年 市立長浜病院リウマチセンター長
平成14 年〜24 年 国際シェーグレン症候群国際ネットワーク(SICCA)日本事務局ディレクター
平成20 年〜平成23 年 厚生労働科学研究 難治性疾患克服研究事業IgG 関連疾患研究班班長
主な著書・論文業績
1) Umehara H, et al. Comprehensive diagnostic criteria for IgG4-related disease (IgG4-RD), 2011. Mod Rheumatol 22: 21-30, 2012 (被引用回数 1881 回)
2) Umehara H, et al. A novel clinical entity, IgG4-related disease (IgG4RD): general concept and details. Mod Rheumatol 22: 1-14, 2012(被引用回数 881 回)
3) 厚生労働省難治性疾患対策事業
IgG4 研究班「IgG4 関連疾患包括診断基準2011」. 日本内科学会誌 101: 795-803, 2012
4) 梅原久範他。「温故知新 IgG4 関連疾患」―その概念と診断基準―. 日本内科学会雑誌101: 2973-2981, 2012
5) 梅原久範他。2020 年改訂 IgG4 関連疾患包括診断基準―The 2020 Revised Comprehensive Diagnostic (RCD) Criteria for IgG4-RD―。日本内科学会雑誌 110(5): 962-969, 2021