本所から泉岳寺までは約十二粁の行程であるが、中間地点の新橋を過ぎた辺りで、不破数右衛門の進言により、大目付仙石伯耆守へ自訴するため大石は吉田忠左衛門と冨森助右衛門を本隊から外し愛宕下の仙石邸(港区虎ノ門)へ向かわせている。仙石邸に到着した吉田と冨森は、取り次ぎの者に昨夜来の内容を説明すると、登城前の仙石伯耆守が直々に応対され、今暁の次第をあらまし説明すると「上野介を討ち申し候哉」と尋ねられ、吉田…
仮名手本忠臣蔵の記事一覧
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