旦那と知り合ったのは、高校生活最後の秋だった。受験も無事終わり、人生初のアルバイトをしても良いと母親からのお許しが出たとのことで、彼は私が働くコンビニに現れた。彼は十八歳、私は十七歳。十五歳で貞操観念に目覚め雄太と別れてから、私は一度も恋をしていなかった。何度か男を紹介されたが、誰のことも好きにはならなかった。彼氏が いる友達を羨ましく思いつつも、恋をしていなくても高校生活はそれなりに刺激的で、…
不倫の記事一覧
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小説『不倫の何がいけないの?』【第6回】安本丹
彼が重い腰をあげた私の一言「どうせ何もしないんでしょ?」
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小説『不倫の何がいけないの?』【第5回】安本丹
「俺のこと嫌い?」私は雄太を好きでもないし、興味がなかった
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小説『不倫の何がいけないの?』【第4回】安本丹
デートしたことない男子の家に…私の中では後ろめたさが勝った
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小説『不倫の何がいけないの?』【第3回】安本丹
「最初からたいして好きじゃなかった」彼の一言に私は……。
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小説『不倫の何がいけないの?』【第2回】安本丹
チャットに飽き始めていた頃、学校での恋愛事情が気になり始めた
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小説『不倫の何がいけないの?』【新連載】安本丹
私が貞操観念に目覚めたのは十五歳の頃だった。