そのこ+W

京都生まれ 東京藝術大学美術学部卒
2001~2016年 イタリア北部・ストレーザ在住
2017年より東京在住
神戸を中心に水彩・パステル画の個展活動
元神戸女学院中高部美術担当教諭
元行動美術協会会友
著書:『マグリットの馬』『私の名前を水に書いて』『白い噓』(すべて幻冬舎)

書籍

  • 白い噓
    そのこ+W
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    CGデザイナーの洋介はコンビニでいつも出食わす娘とSNSを取り交わすようになったのがきっかけで、思いもかけずとある地方の総合病院を巡る疑惑に巻き込まれる。一方彼の上司のジャーナリスト、松野は問題の病院の前事務長の謎の死、病院が抱える膨大な赤字とカルテ改ざん、不正の実態を調査するうちに新たな犯罪の予兆に気付く。
    事件の影で暗躍するカーマニアの運転手。DVの医師。第二の殺人の被害者は誰か?暗い事件の予感を背景に展開する若い男女の奇妙なラブストーリー。
  • マグリットの馬
    そのこ+W
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    不動産の不正転売で巨額の売却代金をだまし取る詐欺師=地面師の男に対して、以前この男に騙された親族をもつ2人の女の復讐劇。
    どろどろとした金銭欲、現代社会の罠と抜け道――。復讐のために“清濁併せ呑む”ことも辞さない覚悟をもった主人公たちが織りなす、人と人との心理戦に手に汗を握る。 騙し騙されの世界を重層的かつスリリングに描いたエンターテインメント。
  • ラーゴ
    ―北の湖―
    そのこ+W
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    歌の勉強のためにミラノに留学している私(川崎まひる)は、風光明媚な北イタリアの湖水地方でロシアか
    ら亡命してきたボリスと知り合う。
    好男子で愛想が良く、そつのない彼に魅かれ、恋に落ちる私。
    だがボリスには誰にも言えない秘密があった――。
    ウクライナ紛争を背景に、ダークウェブを駆使したランサムウエアの陰謀、アメリカ人のスナイパー、身代
    金の交渉人、マグレブ系不法移民の死が織りなす暴力と恐怖。
    背後に迫る国家の暴虐は、主人公を思いもよらない断崖絶壁に建つ教会に追いつめる――。
    若い女性のひと夏の戦慄の体験を描くピカレスク・サスペンス
  • 私の名前を水に書いて
    そのこ+W
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    二〇一九年暮、流行ミステリー作家斉田寛は都心の高層マンションの二十二階から転落死して発見された。
    遺書はなく警察は事故死として処理した。
    世界的なパンデミックの中、ジャーナリストの松野はその死を巡りオンラインとリアルを駆使して故人の周辺の人々にインタビューして回る。果たして斉田は自殺か、他殺か? 斉田が蒐集していた中国古美術を巡って暗躍する香港マフィアの影。家族や友人知人を通して次第に明らかになる流行作家の実像とは? そしてその残酷な結末とは? サスペンスに彩られた究極の愛の物語。
    ペーパーバック版も販売中!