【前回の記事を読む】捨てたはずの日記は、生ごみを漁る男の手に渡っていた。腐った物ばかりを食べている彼は実は…3 サカ過去の日記の内容を振り返りながらサカを眺めていたら、彼がふとこちらを見た。むしろ私が慌てて視線を外し、自転車を漕ぎ出す。もし私にもっと胆力があれば、視線を外すことなくこう目で訴えただろう。(オレは帰ってきたよ。あの頃のように、さまようために。今ではあんたが「忘れ物」とつぶやいて、オ…
[連載]ヒミツのレクイエム[注目連載ピックアップ]
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小説『ヒミツのレクイエム[注目連載ピックアップ]』【最終回】氷満 圭一郎
なんとか買ったアダルト本。きわどい下着をつけた表紙の可愛いAV女優より、素人や若妻モノの方がずっと…
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小説『ヒミツのレクイエム[注目連載ピックアップ]』【第14回】氷満 圭一郎
捨てたはずの日記は、生ごみを漁る男の手に渡っていた。腐った物ばかりを食べている彼は実は…
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小説『ヒミツのレクイエム[注目連載ピックアップ]』【第13回】氷満 圭一郎
家が燃えたホームレスのような元同級生が「忘れ物」と言って差し出してきたのは、捨てたはずの日記帳だった
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小説『ヒミツのレクイエム[注目連載ピックアップ]』【第12回】氷満 圭一郎
徘徊し、ゴミ袋をあさり続けていた男。22年後、同じ場所に行くと「まだ生きていた」
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小説『ヒミツのレクイエム[注目連載ピックアップ]』【第11回】氷満 圭一郎
41歳の男が図書館で、少女の周りをぐるぐると回る… 19歳の頃の日記を再現するための挑戦だが少女は…
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小説『ヒミツのレクイエム[注目連載ピックアップ]』【第10回】氷満 圭一郎
迷路のような図書館で鉢合わせすることがゲームみたいで面白かったが、ぼくは明らかに、性的な興奮を覚えて少女を追い回していた
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小説『ヒミツのレクイエム[注目連載ピックアップ]』【第9回】氷満 圭一郎
かつて記した日記の通りに、過去をもう一度生きる。これは、これまでなんとか生き延びてきたからこそできるオジサンの冒険だ。
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小説『ヒミツのレクイエム[注目連載ピックアップ]』【第8回】氷満 圭一郎
小説を書くためには精神を若返らせなくてはならない!? 強制的に若返りを図るための荒療治とは…
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小説『ヒミツのレクイエム[注目連載ピックアップ]』【第7回】氷満 圭一郎
食事の用意をしていた母は「今頃起きてきたんかい? いいご身分だねえ」と嫌味を言う。いいぞ、22年前の日記と同じだ
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小説『ヒミツのレクイエム[注目連載ピックアップ]』【第6回】氷満 圭一郎
「そんなチャランポランな態度でいいんかい、もう一人子供ができるってのに」失業を打ち明けると、母はあきれ、憤慨した。
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小説『ヒミツのレクイエム[注目連載ピックアップ]』【第5回】氷満 圭一郎
妊娠七か月の妻と四歳の長男が里帰りする最中、私はあるチャレンジを実行するために実家に戻るが…
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小説『ヒミツのレクイエム[注目連載ピックアップ]』【第4回】氷満 圭一郎
人には言えない過去を甦らせたのは、かつての日記。暗くてぶざまでみじめな青春の日々をもう一度体験するチャレンジとは
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小説『ヒミツのレクイエム[注目連載ピックアップ]』【第3回】氷満 圭一郎
妻子もいるし、住宅ローンも残っているのに実家に帰って小説を書く!? そこまでしなければならない秘密の理由とは
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小説『ヒミツのレクイエム[注目連載ピックアップ]』【第2回】氷満 圭一郎
会社が倒産…夢やチャレンジしたいことはあるが、子育てのお金に家のローン…男たちは悲壮な義務感に駆り立てられる
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小説『ヒミツのレクイエム[注目連載ピックアップ]』【新連載】氷満 圭一郎
「会社潰れたらどうすっか?」倒産を束縛からの解放と錯覚したアラフォー男性たちはタガが外れ、何かがドバドバと…