【前回の記事を読む】びっしょりと汗をかいた身体に込み上げてくる嫌悪感と虚無感。なぜ彼は私を抱きしめるのだろう。好きでもないくせに――旦那と知り合ったのは、高校生活最後の秋だった。受験も無事終わり、人生初のアルバイトをしても良いと母親からのお許しが出たとのことで、彼は私が働くコンビニに現れた。彼は十八歳、私は十七歳。十五歳で貞操観念に目覚め雄太と別れてから、私は一度も恋をしていなかった。何度か男を…
[連載]不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第6回】安本丹
それはこの上ない快感で、私はこのために生まれてきたのではないかと思うほど、充実した満足感と幸福感に満たされた
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第5回】安本丹
びっしょりと汗をかいた身体に込み上げてくる嫌悪感と虚無感。なぜ彼は私を抱きしめるのだろう。好きでもないくせに――
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第4回】安本丹
ふとした拍子に笑った彼の口元は、いやらしいほどに歯茎が前に突き出して、少し気味が悪かった
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第3回】安本丹
私は初恋相手である彼の家に泊まりに行った。そしてついに初体験を……
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第2回】安本丹
気づけばネット上では異性とあれほど和気あいあいとしていたのに、学校の男子とはほとんど会話をしなくなっていた
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【新連載】安本丹
幼い頃から性的なことに興味があった私。公園の遊具や友人とのアイドルごっこではもう楽しめなくなっていた
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