絵本・漫画 漫画 2022.02.08 「恋人への気持ちを、他人にとやかく言われる筋合いはない」 フェイス② 【第3回】 ゆきもり りょう すれ違いながらも、互いの思いをよせあうジムとジェミー。2人の距離は縮まるのか……。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 ※本記事は、ゆきもり りょう氏のマンガ『フェイス②』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。
小説 『泥の中で咲け[文庫改訂版]』 【第7回】 松谷 美善 母さんが死んで、一人で生きていかなければならなくなった。高校中退後、月6万円での生活。お墓も作れず母さんの骨と一緒に暮らした 一日中、使いっぱしりをして、クタクタになって部屋にたどり着き、買ってあった少しの菓子を貪り食うのもそこそこに、重たい泥のようになって、布団代わりの寝袋に潜り込む。小さい頃から運動習慣のなかった俺には毎日が、筋肉痛が出るほどキツかった。毎朝、四時に目覚ましをかけて、まだ眠くてフラフラしながら起きる。風呂のついている部屋は、最初からはもらえない。申し訳程度についた小さなキッチンの流し台で、頭を洗って…
小説 『三代の光陰』 【第4回】 大村 泰 「ショーヘイ・オオタニ!」歓声響く球場で、祖父と孫が「夢の決勝戦」を見届けた夜 【前回記事を読む】「大谷はドジャーズに移って途方もない記録を打ち立てた。そして村上は日本を代表する若き主砲に育ったな」俊英「詩のお兄ちゃんも立派だった。阿部一二三(ひふみ)が妹の敗戦の何時間かあとに畳に上がって見事に優勝した。『兄としてやるしかない。妹の分まで兄が頑張らないと』って不退転の決意で臨んだ。リベンジを果たしてくれた兄の雄姿に妹はもう一度泣いていた」松子「世界最強の兄妹をテレビ観戦した…