絵本・漫画 芸術 美術 詩画集 2024.03.13 吾輩はニャンコである。愉しむために生まれてきた。これぞまさに猫道なのにゃん。 そうかもしれない… 【第2回】 ウグイス 人生の旅の途上にたたずむ、すべての大人たちへ この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 出逢いと別れ、いくつもの挑戦、挫折と再起――絵が大好きでひたすら描いていたひとりの少年が、 歳月を重ね様々な経験をへて見出した〈心の居場所〉とは。「夢飛行」「それでいい」「カスミソウ」ほかオリジナリティ溢れる50篇を収めた詩画集。※本記事は、ウグイス氏の電子書籍『そうかもしれない…』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 吾輩はニャンコである
エッセイ 『ねぇねぇみかどのおばさん』 【第3回】 六谷 陽子 不良とつるみ始めた近所の男の子…。駄菓子屋のおかみが決行したのは「えこひいき」作戦!? 一 みかどを閉店します富山の片田舎から下町に嫁いだ頃は、母も人間関係で苦労したようです。当時は、各家庭には水道は通っておらず、共同水道を十世帯くらいで使っていたのです。そこに行けば、他の誰かが必ずいます。特に水を使う時間帯は同じだから、会わずにすませる、というわけにはいかなかったようです。年配のおばさんたちは、個性的で嫌味を言う人もいれば、優しい人もいます。年配らの会話を笑いに変えて楽しむ若妻も…
小説 『塵芥仙人』 【第7回】 瀧 祐二 たとえ地獄の番人でもすがりつきたい心境の時に失くした腕時計が見つかったという女性社員の話しを耳にしてすぐさま… そして、真面目で誠実な作業員は、次の水曜日、温泉組合に加盟するすべての旅館に連絡を入れたという。考えてみたら、分別を行う機械の起動スイッチに小鳥が衝突すること自体不思議極まりないのに、さらには、大量のゴミ山の中から小さな時計が放ったわずかな光を見出すことなんてあり得ない話である。だいたい、その日(火曜)の箱根はおおよそ曇りであって、午前中、少しだけ雲が切れた時間があったにはあったらしいのだが、そ…