エッセイ 俳句・短歌 短歌 俳句 家族 2024.01.09 約束を 夢を形に 挑戦を! 見ててパパママ 応援ください 歌集 いのちの名 【第3回】 出島 美弥子 いのちの名 あなたにキミに 願い込め パパママ祈る 幸多かれと この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 「両親の愛」と「自分の成長」をテーマに、あたたかく、ときにおちゃめな言葉で紡ぐ、二つのエッセイと九十の短歌。※本記事は、出島美弥子氏の書籍『歌集 いのちの名』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 わたし 写真の 裏に添えられた 笑えるね。 約束を 夢を形に 挑戦を! 見ててパパママ 応援ください 描かれる 未来のわたし 問いかける 今と変わらず コツコツ励む 【前回の記事を読む】母の背に おぶられ聞いた あの歌を あの日にもどり 今口ずさむ
エッセイ 『ねぇねぇみかどのおばさん』 【第3回】 六谷 陽子 不良とつるみ始めた近所の男の子…。駄菓子屋のおかみが決行したのは「えこひいき」作戦!? 一 みかどを閉店します富山の片田舎から下町に嫁いだ頃は、母も人間関係で苦労したようです。当時は、各家庭には水道は通っておらず、共同水道を十世帯くらいで使っていたのです。そこに行けば、他の誰かが必ずいます。特に水を使う時間帯は同じだから、会わずにすませる、というわけにはいかなかったようです。年配のおばさんたちは、個性的で嫌味を言う人もいれば、優しい人もいます。年配らの会話を笑いに変えて楽しむ若妻も…
小説 『塵芥仙人』 【第7回】 瀧 祐二 たとえ地獄の番人でもすがりつきたい心境の時に失くした腕時計が見つかったという女性社員の話しを耳にしてすぐさま… そして、真面目で誠実な作業員は、次の水曜日、温泉組合に加盟するすべての旅館に連絡を入れたという。考えてみたら、分別を行う機械の起動スイッチに小鳥が衝突すること自体不思議極まりないのに、さらには、大量のゴミ山の中から小さな時計が放ったわずかな光を見出すことなんてあり得ない話である。だいたい、その日(火曜)の箱根はおおよそ曇りであって、午前中、少しだけ雲が切れた時間があったにはあったらしいのだが、そ…